アンティークから手工芸品まで、日々の暮らしを彩るインテリア+アウトドアの道具を集めました。

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No.009  2011.10.20

炎天下の熱気が漂うバルセロナの蚤の市

先月末から今月の頭に、プライベートで行くことになったスペイン周遊旅行。
スペインと言えばガウディ、フラメンコ、バル、サッカー...そんなワードばかりが思い浮かび、中々アンティークとは結びつきにくい印象だった私。しかし少し調べた所、それは大間違いだということがわかりました。どうやら首都マドリッドとバルセロナでは、大きな蚤の市が週に一度は開催されるらしいのです。そんな情報を掴んだ私は、合間を縫ってその未知なるスペインの蚤の市に脚を運んできました!

あいにくマドリッドは平日のみの滞在だったのですが、バルセロナはちょうど週末の滞在♪
まず土曜日に向かったのは、グロリエス・カタラネス広場で開催されているエンカンテスの蚤の市。ここは、起源が14世紀にまでさかのぼると言われ、広大な敷地で開催されている大規模なマーケットです。 周りを囲っている白壁の内側は大広場になっていて、その広場一帯が青空マーケット、その奥に軒を連ねた常設店があります。

始めに脚を踏み入れたのは、常設店があるエリア。ガレージのような屋内のスペースに、アンティークの家具屋だったりパーツ屋だったり、色々な店舗が並んでいます。雰囲気としては、パリのクリニャンクールに似ているかもしれません。中には巨大な倉庫のようなスペースに、アンティークの家具が所狭しと積まれているお店も。その積まれた家具を良く見ると、装飾がまたパリとは一味違うゴテゴテとしたものも多く、なかなか興味深い内容。真剣に家具を選んでいる地元の住民の方も見受けられました。

同じエリアを進んで行くと現れるのが、細々とした小物やパーツ、照明、鋳物を専門的に販売しているガレージ。この辺りは常連のおじ様たちの憩いの場のようで、オーナーさんと常連さん達が話し込んでいるお店もちらほら。確かに、マニアックなパーツを扱っていたり、ありえない量の照明を吊るしていたりと、モノ好きなおじ様達の心をくすぐるのかもしれませんね。
ただ困ったことに、この辺りは無人のガレージも多く、買いたいものがあっても買えないという理不尽さ。周りのオーナーさんに聞いても、わからないの一点張りなのです。何のためにオープンしているのか、いささか不明.....残念でした!

しかし、常設店の一帯はほんの序の口で、エンカンテスの蚤の市最大の目玉は、やはり大広場で開催されている青空マーケット。一歩脚を踏み入れた途端、ものすごい人の流れです。終始「スリに気をつけてください」と場内アナウンスが流れる程の大混雑、カバンを持つ手にも力が入ります。
内容は、アンティークの雑多な小物を置いている店舗が多く、なかなかの見応えあり。ここだけで100店舗はありそうな位の出店数で、1店舗1店舗根気良く品定めしていきます。
ただ、お昼前後に行ってしまったので、空からの日差しがどんどん強くなり、気付けば炎天下。さすが、10月にもかかわらず、真夏のような気候のスペイン。あまりの暑さと人の多さに滅入りそうになりながらも、いくつかのグラスなど購入することができました。
それにしても、エンカンテスの蚤の市.....想像してた以上に大規模な蚤の市でした!お祭りっぽい雰囲気もスペインらしくてオススメですよ!

翌日の日曜日に向かったのは、コロンブス広場で開催されているドラサネスの蚤の市。 この辺りは海沿いの新しく開発されたエリアで、 キラキラと輝く海を臨める絶好のロケーションです。
エンカンテスに比べると、約20店舗ほどしかない小規模なマーケットですが、雰囲気は抜群。しかし、どちらかというとアートものやジュエリーなどの高級アンティークがメインで、隈なく探したものの、コンセプトに合うものに出会えず。残念ながら、戦利品はありませんでした。
しかし、このエリアは色々な露天も出ているので、週末楽しむには持ってこいの場所!エリア全体を流れる、どことなくゆったりとした空気感も素敵でした。

今回行ったのはこの2箇所の蚤の市だけでしたが、日曜日のグラシア通りでは古本市も開催されていたりと、何かと掘り出し物がでてきそうなバルセロナ。色々な要素で構成された魅力的な街だということが、よくわかりました。太陽と人の熱気溢れるこの街に、またアンティークを探しにいつか訪れたいと思います。

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