アンティークから手工芸品まで、日々の暮らしを彩るインテリア+アウトドアの道具を集めました。

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No.010  2011.10.31

フィンランドの生活市 VALTTERI

ヘルシンキには、以前の特集No.003 「穏やかな空気が流れるヘルシンキの街」でご紹介した‘ヒエタラハティ’の他に、
もう1つ有名な屋内マーケットがあります。それは、中央駅から北東方面に上がったエリアに位置する VALTTERI(ヴァルッテリ)。
巨大なレンガ造りの建物内で開催されているそのマーケットに、HAY hutte ももちろん潜入してきました!

水曜日と土曜日が開催日である VALTTERI、おそらく土曜日がメインであろうとは思いつつも、時間があった私たちは、まず水曜日に下見がてら脚を運んでみました。
しかし、のっけから上手く行きません。VALTTERI の一帯は同じようなレンガ造りの建物が密集している倉庫街のようなところで、探しても探してもそれらしき建物が見つからないのです。ずいぶん探したけれども、やっぱり自力では見つけられず、通行人のお姉さんに聞いてみることに。教えてもらったところ、私たちがいる場所よりもトラムの駅を2つも下った場所にあるとのこと!お姉さん曰く、一帯が同じ住所なので場所を間違える人が多いそうです。これが本番の土曜日じゃなくて良かった〜と思いながら、トボトボと2駅分下り、ようやく VALTTERI に到着。

建物内に脚を踏み入れると、今度は出店数の少なさにビックリ!
だだっ広いスペースの内ほんの1/5程度の場所で、10店舗位の古着屋さんやガラクタ屋さんしかいません。屋外スペースに出てみると、やはりこちらも何も置かれていないストールが並んでいる状態。これで水曜日も開催とアナウンスしているなんて.....!
無駄足を踏んでしまったなと思ったものの、このスペース全てが埋まったらさぞすごいことだろう...と、ポジティブに考えることにして、静かにその場を立ち去ったのでした。

さて、週末の土曜日。水曜日の1件から気持ちを切り替え、再び VALTTERI へ。
北欧はのんびりしているからな〜などと思い、開始から1時間遅れて10時頃に到着したら、水曜日とは打って変わって大混雑!!屋内のホールだけでも、100店舗はありそうな勢いです。販売されているのはほとんど古着だったのですが、たまにレアなお宝雑貨が出てくるので、注意しながら見ていくことにしました。事実、私たちはこのエリアで、アンティ・ヌルメスニエミのポットを2つも発見!あまりにも普通に置いてあるので、一瞬見過ごすところでした!使用する分には状態も悪くなく、手頃なプライスだったので、もちろん購入♪

この日はヘルシンキの滞在中で一番の寒さでしたが、ヌルメスニエミのポットを手に入れたことで、私たちのテンションも高まります。ここは掘り出し物が出てきそうだなと、ますますモノを見る目にも力が入ります。
熱気ムンムンの屋内ホールから外に出ると、外のストールも水曜日とは比べ物にならない程の盛況ぶり。置いているものも、徐々に古着から雑貨小物の割合が増えていきます。 さりげなく置かれているものが、 iittala のガラス製品だったり、ARABIA の食器だったり。私たちのコンセプト上大量には購入しませんでしたが、テーブルウェアもなかなか充実していました。

外のストールの脇にはもう一棟倉庫のような建物があり、こちらも中はテーブルウェアやキッチンウェア、家具が所狭しと並んでいます。この倉庫感と雑多具合が私的にはかなりツボで、この買付け旅行の中でも一番面白かったスポットかもしれません。こんなに大きいスペースなのに、店番のおじさんは何故か一人!素敵なものを見つけては、遠くから「これは?」みたいなジェスチャーでプライスを聞くというシステムもなかなか斬新でした!ここのエリアでは、ヌルメスニエミの片手鍋やFINELのケトルを発見し即購入♪雑多な中に、お宝が眠っているもんですね。

初めはどうなることかと思った VALTTERI ですが、蓋を開けてみればフィンランドの素の生活感に溢れたマーケットでした!普通の日常品に紛れて、デザイナーもののキッチンウェアやARABIAの食器が並んでいる。そんな点からも、フィンランドの生活には、普段から美しい道具が溶け込んでいることを感じられたように思います。
同じアイテムでも、アンティークのディーラーさんのお店で見るのとは違った見え方・発見もあり、結果的には本当に来て良かったなと思えたマーケットでした。皆様も土曜日の VALTTERI には是非!

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