アンティークから手工芸品まで、日々の暮らしを彩るインテリア+アウトドアの道具を集めました。

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No.017  2012.02.01

ヘルシンキの街に根付く 2nd hand shop

ヘルシンキの街には、以前ご紹介した屋内マーケット「ヒエタラハティ」「ヴァルッテリ」の他にも、良質な生活用品に出逢える場所があります。それは街の至る所に存在する、KIRPPUTORIなどと呼ばれるセカンドハンドショップ!
生活の日用品として iittala や ARABIA 、FINEL などを昔から使用しているヘルシンキにおいては、何気ないセカンドハンドショップでも、そういった北欧プロダクトを沢山目にする事ができます。また、コレクター的なオーナーさんが膨大なストックを持っているアンティーク雑貨店も多く存在するヘルシンキ。今日はその中からいくつかのお店をご紹介したいと思います。

まずは、こちらのグリーンのマークが目印の『SAMARIA SHOP』。名前はキリスト教の良きサマリア人からとったとされ、アルコールや薬物依存者の手助けをするボランティア団体が運営しているお店です。そのため、販売している食器や洋服、家具などは市民の寄付によるもの。また、お店の売上金がボランティア団体の運営資金にもなっています。ヘルシンキの街にも3店舗ほどあり、私たちはその中の Tunturikatu店へ。
結果として、私たちは何も購入できませんでしたが、掘り出し物も多くあると言われるサマリアショップ。タイミングが良ければ、素敵な日用品を破格で手に入れられたかもしれません。うーん、残念!すぐ近くにテンペリアウキオ教会やアンティーク家具屋さんもある素敵なエリアなので、ヘルシンキを訪れる際は是非!

次にオススメしたいのは、小物だけでなく家具なども揃う『FASAANI ANTIK』。まずこの見ただけで期待が高まるエントランス!個人的にもこの手のお店が大好きなので、テンションも上がります。
中へ入ると、倉庫のようなだだっ広い店内に家具や小物がビッシリ!ここは、ヘルシンキの若者の間で「引っ越しの時にまずチェックするべきお店」と言われているそうですが、それも頷ける程のボリュームです。扱っているアイテムも、家具・陶器小物・ガラス小物・ファブリック小物などなど、とにかくインテリアに関わるほとんどのジャンルのものを網羅しています。

また、このお店の素晴らしい点は、セカンドハンド品であるにもかかわらず、ディスプレイが凝っていること。奥の方へ進んで行くと、見せ方の工夫を随所に感じられ、インテリアショップを見ているような気分に。セカンドハンドショップはほとんどが雑多な雰囲気なところが多いので、この見せ方のこだわりが人気の理由の1つなのかもしれません。
プライベートで欲しい家具や雑貨も沢山ありましたが、そこはグッと押さえて wärtsilä の鉄鍋などを購入しました。もし家の近くにこんなお店があったら、毎日通ってしまいそう....。

もう一店、私たちがオススメしたいセカンドハンドショップは『JADE』。いたって普通の店構えですが、中にあるものはなかなかの代物ばかり。FINEL や ARABIA、iittala などのレアなアイテムがザクザク置いてあるのです。ほどほどの状態のものが多いとは言え、プライスも比較的リーズナブルなので、あれもこれもとかなり迷いました。FINELの製品は、ほぼここのお店で手に入れたように思います。また、何気なく吊るされている生地をよく見ると、ほとんどが marimekko のシリーズ!まだオンラインストアに出していませんが、 marimekko の生地もいくつか手に入れたので、それを加工したプロダクトを近日発表できればと思っています。この JADE というお店、侮れませんよ!

最後にご紹介するのは、その JADE からもわりと近いアンティーク雑貨店『Wanha Kaarle』。ヘルシンキには、ARABIA のコレクションだけを集めたようなお店もありますが、ここはメーカー問わずデザイナーもののアンティーク品がほとんどが集まっているお店。店内に入ってまず目に飛び込んでくるのは、床から天井までビッシリ陳列されたグッズ達!思わず「わ〜!」と声をあげてしまいました。特に、キッチンウェアのコレクションは豊富で、手にするもの手にするもの大体が雑誌や本で見た事のあるレアなアイテムばかりです。

どれも欲しいものばかりで困っている私たちに声をかけてくれた、オーナーのクラウディオさん。ブラジル人だからか、とても陽気で親切なお人柄。ずっと側にいながら、たまにお店の奥から古い本を引っぱり出して来ては、それぞれのアイテムの説明をしてくれます。私たちが注目しているものを見て、「この本がオススメだよ」と参考になりそうなキッチンウェアの本まで教えてくれました。商品を売っているというよりも、知識を売っているというような印象。自分が好きなモノに囲まれていることが幸せといった感じのオーナーさんです。だから、お客さんがひっきりなしに入ってきて、いつも楽しい空気に包まれているようなお店なのでしょう。ヘルシンキに来てクラウディオさんに出逢い、このお店のあり方や接客スタイルを知れたことは、私たちにとってとても意義深い経験となりました。
こうして振り返ると、ヘルシンキは本当に素晴らしいプロダクトに溢れ、色々な場所でそのもの達に触れることができる街ですね。北欧の雑貨が好きな方には、やっぱり一生に一度は訪れて欲しい街だと思います!

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