アンティークから手工芸品まで、日々の暮らしを彩るインテリア+アウトドアの道具を集めました。

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No.005  2011.09.08

林の先に佇む赤茶色のログハウス

北欧の中でもとりわけ活気があり、スウェーディッシュスタイルと言われるような新しいデザインが次々と生み出されいく都市・ストックホルム。今回の買付けで、HAY hutte が最後に訪れた北欧の都市は、そのストックホルムでした。
もちろんストックホルムでも、週末は LOPPIS と呼ばれる蚤の市が開催されているので、新しさと古さが絶妙なバランスで共存している街といえるかもしれません。蚤の市以外でも、アンティーク好きにはたまらない場所も多く、私たちも色々な場所で買付けをすることができました。

ストックホルムに行ったら絶対に訪れたかった、週末だけオープンしているアンティークハウス。
そこへ向かうべく、私たちはこのレトロな青い電車(トラム)に乗りこみました。街の中心部から乗ること40分。窓から見える景色も、どんどんのどかな牧草地になっていきます。
やっと目的地の駅に到着したものの、辺りは自然しかないような、ものすごい辺鄙な場所。しかも、看板も出てなければ、私たちが持っているのは目的地までの道ものっていない地図のみ!無事にたどり着けるのかドキドキしながら、勘だけを信じて、とりあえず林道を突き進むことにしました。

歩いている道の脇は、まるで湿原のような景色。深々とした林の中を歩き、ちょっとしたハイキング気分です。少し離れた小高い丘には、羊が休んでいたり。中心部からたったの40分でこの自然を目にすることができるとは.....このアンティークハウスまでの道のりは、北欧の自然の素晴らしさを最も感じることができた一時だったと思います。そうして、ぬかるんだ道を歩き続けること30分。
ようやく、目的地のアンティークハウスと思われる赤茶色のログハウスが見えてきました!いかにもスウェーデンのログハウスといった外観が可愛すぎる!倉庫位の大きな建物で、外にも雑貨やイスが並んでいます。何気なく置いてある、大きなヨットまで売物!そのスケールの大きさと、来るまでに苦労しただけに、期待も高まります。

中へ入ると、思った以上にお客さんが沢山いました。皆さん、車で来たのでしょうか。オーナーさんと思われる男性の方も、ひっきりなしにお客さんから声をかけられて大忙しです。ここまでの道のりとお店の中のギャップがありすぎて、のっけから不思議な気持ちに包まれてしまいました。
肝心な商品はというと、商品数も多い上に、良い意味でオーナーさんが好きなものを集めたんだなと感じるセレクト。お話を聞いたところ、アンティーク好きが高じて週末だけお店をするようになったのだとか。だからか、プライスがかなりお手頃で、早速私たちも欲しいものだらけに...。

何気なく置いてあるものが、マリアンヌ・ウエストマンがデザインしたRorstrandのスパイス・ポットだったり、現行ではないサイズのフュアーハンドランタンだったり、商品がバラエティに富んでいて、とてもおもしろい!ハンドステッチがキレイなスウェーデン南部地方の赤いマットや、スウェーデン軍のブランケットなど、ファブリックものもなかなか充実しています。
この雰囲気をすっかり気に入ってしまった私たちは、欲しいものを全て買うことにし、オーナーさんとちょっと交渉。オーナーさんはそんな私たちに「日本人でここに来たのは、君たちが初めてだよ。」と言いながら、少しディスカウントしてくれたのでした。

このロケーションといいログハウスといい全てのことを、私たちだけの秘密にしておきたいような特別な体験。駅に近づくにつれ、曇っていた空から光も射して来て、さっきまでの出来事をより幻想的に思わせてくれた帰り道でした。

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